説明
こちらは、【身体作り講座~シーズン2】受講者さま用のお家トレーニングです。
以下の内容がご覧いただけます。(登録後に全ての動画が再生できるようになります。)
ウォーミングアップ
トレーニング
#家で一緒にやってみよう!リスト
随時更新中ですので、ここをクリックしてYouTubeでご覧ください。ボディケア
ホートン(体幹)グラハム(収縮・解放)リモン(落下・均衡)とは、クラシックバレエから形を崩しモダン、コンテンポラリーを生み出した世界3大モダンテクニックであり、ダンス上達の為のダンスとして世界では長く愛されています。私は、アメリカでこれらの技術に出会って以来、毎日行っています。ダンサーにとって、意識して動かせる、また、止めることが出来る筋肉・関節・骨、つまり、使える体のパーツがどれほどあるか、という事はとても重要だと感じています。これらの3つのエクササイズは、筋肉・関節・骨の動かし方は勿論、ダンスの為の呼吸を習得するのにも適していると感じています。
ダンサーではなくても、これらのエクササイズをすることで自分の身体をより深く見つめることが出来ると思います。
体に起きる不調や、スポーツでの怪我などのバックグラウンドにあるのは、偏った筋肉の付き方にあると思います。私自身、アメリカにいた時に怪我で悩まされた過去があり、そんな時にあるダンサーからホートンを進められました。ホートンを初めて行った時、私の体がこんなにも左右のバランスが崩れているだなんて、思ってもみませんでした。私は中学の頃、卓球部で県総体まで行くほど熱心に励んでいたので、左足が確実に右足に比べて強かったのです。ホートンの授業を一週間に1回ですが、受け始めて、自分の体幹バランスが良くなったことで、歩き方が変わり、右足もしっかりと使って歩くようになりました。そのおかげで、右足も鍛えられ、今では右足が強いのか、左足が強いのか・・・分からないくらいになっています。ボディービルダーやアスリートになりたい人でなければ、ダンベルなどの道具を使ったエクササイズは必要ないと思ってます。自分の体重を支えられるだけの、健康的な量の筋肉を常に保つことが、健やかに心地よく生きていくコツだと私は感じています。
ホートン・ダンサー、グラハム・ダンサー、リモン・ダンサーに出会った時、衝撃的だったのはその肉体の美しさでした。細く、強く、柔らかく、そして、何よりダンサーが自分の身体について深く理解しており、小さな筋肉までアクセスできるということです。ヨガやピラティスなどにも通じるものがありますが、これらを受けることにより確実に私は自分の身体を大切に出来るようになりました。それまでは、身体を痛めつけるようなトレーニングが多かったと思います。身体を骨格から理解して、トレーニングを続けることが、肉体の成長への近道となりました。骨格はもちろん、腕や足の長さ、これらはそれぞれが違うものですから、まずは自分の身体を理解することから始めてみましょう。きっと、無茶なトレーニングをしようと思わなくなるはずですよ。
ホートンとは?
柔軟性に富んだ長くて脂肪のない筋肉と、より柔かく強い背中を造ります。体幹(インナーコア)を鍛えることに非常に優れているので、ダンサー以外の方にもお勧めです。また、アフリカンミュージックも加えられているので、音楽がとても面白いです。
グラハムとは?
コントラクション(緊張)とリリース(解放)、スパイラルを主に使ったエクササイズです。コントラクションとリリースを繰り返すことで、身体の中心を探りながら、身体への意識を高めます。また、身体のコアから筋肉の繋がりを作っていくことにより、より繊細に、自由に動くことを可能にします。より心のそこから自由に踊ることを目的としています。
リモンとは?
リーチング(到達)、ベンディング(屈曲)、プリング(牽引)、グラスピング(把握)といった動作テクニックです。リモンの師であるドリス・ハンフリーの理論、すなわち身体の重さと力学の重要性についての考えに触発された部分があり、リモン独自のテクニックは落下と均衡回復のリズムを強調します。